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シャトー・ラフィット・ロートシルト

シャトー・ラフィット・ロートシルト_f0055030_16544236.jpg【生産者】

シャトー・ラフィット・ロートシルト


【ワイン銘柄】

ポイヤック


【ワイン生産国、地域】

フランス-ボルドー


シャトー・ラフィット・ロートシルト

ボルドーで最も有名なシャトーでありワインのラフィット・ロートシルトは、エレガントで小ぶりでシンプルなラベルとともに、その名は富や格式、歴史、敬意、そして特筆に値する長寿の代名詞となっている。

このシャトーは、ポイヤックの最も良く高い土地を支配している。 (名前の由来であり、ラ・フィットは高さと言う意味)

ポイヤックは、ラテン人の詩人であるオーゾンヌによって紀元前325年頃に言及ぼされている地域である。ほとんどのメッドクと同様に、敷地の事は1355年に言及されているが、ワイン自体が言及されているのは1641年。

ラフィットの評判は、18世紀にさかのぼり、ニコラ・アレクサンドル、つまりが所有してきた時である。この頃、彼はまたラトゥールとムートン・ロートシルトも所有してた。

1855年のメドック格付け第1級の筆頭シャトーである「シャトー・ラフィット・ロートシルト」は、間違いなくメドックで最上のテロワールを擁している。石灰質を基盤とする砂利質の土壌は、粘土質の上に砂礫が多い近隣のシャトーとは大いに異なる。この土壌から、世界で無二のエレガントで天性のフィネスを誇るワインが生まれる。また、西洋杉、白檀の木、スミレの卓越したアロマは、決してボディの重さに負けることのない神がかり的に複雑なタンニンと結びついている。

数十年もの間、「ラフィット・ロートシルト」は過剰に人の手をかけたり加えたりしないで、恵まれたテロワールに依存したワイン造りを行ってきた。したがってすべての愛好家は、1960年~70年代の多くのヴィンテージの構成が弱い事を身をもって知っている。しかし、クリュは85年ヴィンテージから明らかに成長を遂げ、賛嘆すべき86年、感嘆させられる88、89、90年と続いている。ディレクターのシャルル・シュヴァリエと技術チームは、95年から再び以前のような作業に戻っており、情け容赦のない厳しいセレクションを行っている。

例えば、『ラフィット・ロートシルト』のキュヴェには、平均して年に生産量の3分の1しか残さない。『カリュアド・ド・ラフィット』の名を持つ弟分のセカンドワインは、偉大な兄『ラフィット・ロートシルト』が描く路線に沿っており、徹底的なセレクションの上で造られている。

グラン・ヴァンには平均樹齢40年のぶどうが用いられている。ぶどう畑の1/5は50年を超えており、最も古い区画には1886年に植樹されたぶどう樹がある。


【ワインタイプ】

赤ワイン


【ワイン容量】
750ml

【ワイン品種】
カベルネ・ソーヴィニヨン
by dmxakira | 2006-02-25 16:55 | ボルドー


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